2014年10月26日日曜日

一眼レフ その39 〜α7s × ナノトラ 限界に挑戦@小淵沢〜

いつもの富士山麓がどうも雲で具合がよくないので、もうすこし足をのばすことにした。
小淵沢まで遠征、そうしたら、こりゃまたすげぇ星空。
はくちょう座 天の川
α7s + SEL2470z 24mm / iso12800 / f5 / 30sec ×12
M45 プレアデス星団
α7s + minolta AF 75-300mm /f4.5-5.6(D) 300mm / iso25600 / 60sec x 8
M31 アンドロメダ大星雲
α7s + minolta AF 75-300mm /f4.5-5.6(D) 300mm / iso25600 / 60sec x 6
風もなかったのがよかった。ブレボツ写真も少ない。
師匠に指南いただきながら、いろんな星雲を狙う。
M33 さんかく座銀河
α7s + minolta AF 75-300mm /f4.5-5.6(D) iso25600 / 60sec x 9
上の写真から切り出し
IC434 馬頭星雲
α7s + minolta AF 75-30mm /f4.5-5.6(D)  300mm / iso25600 / 60sec x 12
上の写真から切り出し
M35 双子座散開星団(上)NGC2174モンキーフフェイス星雲(右下)
α7s + minolta AF 75-300mm /f4.5-5.6(D)  300mm / iso25600 / f5.6 / 60sec ×15
今回は MINOLTA AF 75-300mm /f4.5-5.6(D) というレンズを投入した。これまた¥6,000くらい。軽いレンズなので、ナノトラへの荷重負担は少ないが、そもそも300mmがチャレンジだった。そして、追従の観点では意外とよい成績を示してくれた。だが、色収差と周辺コマ終車が出てしまう。ようするにシャープさに欠ける。ちょっと残念。

従来の構図決めは、ファインダーで実際の星空とくらべながら行っていたらしい。他方、ファインダーを使わず通常撮影を行うところからデビューした自分には、ファインダーを覗く癖がなかった。星の時も一緒。おまけにこのα7sは高感度撮影ができるので、isoを51200 / 5sec とかで撮影し、モニタを見ながら修正。おまけにフォーカスアシスト機能で、2等星くらいにはピンとがあって赤く光ってくれる。これも構図決めに役立つ。ようするにファインダーを覗かずに構図が決められるのだ。低い位置に三脚とカメラをセットしても大丈夫。この便利さを皆に伝えたいんだけどなぁ。
師匠から借りたMD ROKKOR 16mm/f2.8 FishEye で
下の方にオリオン、真ん中右寄りに昴が見えます。
α7s + minolta MD Rokkor 16mm/f2.8 Fisheye iso12800 / f2.8 / 30sec × 11

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2014年10月19日日曜日

一眼レフ その38 〜Rookor レンズ〜

左から、28mm、本体に付いている45mm、ひとまわり大きい35mm
MD W.ROKKOR 28mm/f2.8
MC W.ROKKOR 35mm/f2.8
MD ROKKOR-X 45mm/f2.0
を立て続けに購入。バラバラに買ったが、全部で¥13,000。マウントアダプターはアマゾンで¥2500位。それぞれの送料入れても総額¥20,000というところか。

きっかけは、ソニーショールームのお兄さん。そこで、いろんな他社のオールドレンズがα7で使えることを教えてもらい、トドメはα7Sを購入後、星師匠から「あ、ミノルタのロッコールレンズ持ってるよ」と遠征の直前に言われて、「じゃあ試させて下さい」とマウントを購入してしまったことだった。

師匠からは「一本貸してあげるよ」と言われ、MD ROKKOR 50mm/f1.7を1ヶ月くらいお借りした。
そこで、α7とオールドレンズの相性の良さを堪能してしまい、マウントアダプターは購入済みだし、ROKKORレンズは桁がひとつ小さい中古流通価格も相まって、いきなり3本も落札してしまったのだ。

そして、あらためて学ぶことも。

最初に借りた50mm/f1.7はボケ感は抜群で、普段使いには良さそうなのだが、通常ルーチンにある「美味しそうなご飯を撮る」ができない。画角が足りないのだ。
そこで、28mm/f2.8を手に入れたが、今度はボケない。広角はボケ難いというではないか!
次に、値段の兼ね合いで45mm/f2をゲット。しかし、これでもチョット使いにくくて、なぜなら近いとピントが合わないから。そう、最短焦点距離が60cmなのだ。_| ̄|○
そこで、35mm/f2.8。最短焦点距離は40cm。でもチョット遠いんだよなぁ。

もうひとつ「絞れば良くなる」と良く言うが、周辺減光は良くなっても「コマ収差」はどうしようも無い感じ。ちなみに、28mmと45mmはコマ収差が顕著にでる。35mmはあんまし出ない。
周辺減光は35mmはf4まではでるなぁ。28mmもf5.6まで絞るとよいがその前はでるかなぁ。45mmも4つ目まで行きたい。

ずいぶんと勉強になったお買い物でした。


Minolta ROKKORレンズについてまとまっていて良かったのは、
http://www.geocities.jp/sinpei_o/index.html#MD_Lens
http://www.ishizuka-takao.net/materials/index.htm

ちなみにαマウントレンズの種類については、このサイトがすごい!
http://wiki.a-system.net/index.php/レンズ(ミノルタ/コニカミノルタ)

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2014年10月9日木曜日

一眼レフ その37 〜皆既月食を撮る〜

10/08は皆既月食。
3ヶ月前から午後半休を予定し、期待していたイベント。
α350とα7sの二台体制で臨む。
ちょうど前日に星空の雑誌を借りて、色んな撮り方が出ていたので、気合いが更に入った。

会社を16時過ぎに出て、自宅の駅に着いてみると、大きな満月が出ている。やった!

慌てて家から15分位の河原(?)に飛んで行き、まずは定点観測するカメラを設置。撮影開始。そこでアンチョコにするつもりだった借りた雑誌を忘れたことに気づくが時遅し、適当に絞りとシャッター速度を設定。(なので最初は露出オーバー。)
続けて、もう一台で、大きな紅い月の撮影準備にとりかかる。が、イロイロと手放したのが痛い。200mmの望遠を手放して、さらにはピント合わせに苦労した対策で買ったα550も合わせて手放した事を後悔するw
赤道儀ナノトラッカーは星が見えないのでコンパスで設定。まぁ、長時間露光しないのでヨシとした。
Tamron 272E 90mm/f5.6 iso400 1sec
はたして、苦肉の90mmマクロで覗くも、小さい月…デジタルズームで2倍にしても…

その後、四苦八苦しながら、途中出てきた雲をフーフー吹きながら、遊ぶこと3時間。

結果、使い物になる写真はこれだけだった。やはり、大きい紅い月…は、ピントが甘かったorz

6分間隔で撮影

月の撮影も奥が深いね。

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